なぜ採用サイトを作る前に社内を揃えなければならないのか
採用サイトを作れば応募が増える。そう考えて相談に来られる会社は少なくありません。
もちろん、採用サイトは必要です。カンドウコーポレーションはWeb屋ですし。(笑)
今の求職者は求人票だけで応募を決めることはありません。会社のホームページや採用サイトを見て、「この会社は自分に合っているか」を判断しています。
だから採用サイトは大切です。
ただ、私たちは採用サイトの話になる前に、必ず確認することがあります。
「どんな人に来てほしいですか?」と問いかけます。
すると意外と答えが揃わないのです。
社長は「自ら考えて動ける人」と言う。
現場は「まずは素直に教わる姿勢のある人」と言う。
管理職は「長く続けてくれる人」と言う。
どれも間違いではありませんが、これでは求職者に何を伝えればいいのか分かりません。
採用がうまくいかない会社の多くは、実はここで止まっています。
求める人物像が曖昧なまま求人票を作る。
社内で認識が揃わないまま採用サイトを作る。
結果として、誰に向けたメッセージなのか分からない採用活動になってしまうのです。
私たちは採用を「人を集めること」だとは考えていません。
採用とは、「この会社は自分に合っている」と判断してもらうことです。そのためには、まず会社自身が自分たちを理解していなければなりません。
なぜ人が必要なのか
どんな人が活躍しているのか
何を大切にしている会社なのか
そこが整理されて初めて、伝える言葉が生まれます。そして伝わる言葉へと転換できます。
採用サイトは、その後です。
家づくりで言えば、採用サイトは完成した建物です。
設計図がないまま家を建てないように、社内が揃っていないまま採用サイトを作っても、良い結果にはつながりません。
だから私たちは、採用サイトの前に社内を揃えることを大切にしています。
遠回りに見えるかもしれません。
でも実際には、それが一番の近道だと感じています。