島根を日本一ホスピタリティー溢れる県として、全国から認知されるようにする!
22年間代表取締役を勤めた株式会社カンドウコーポレーションは「おもてなしの心」を標榜する、日本で唯一のクリエイティブファームでした。
英語で言うところのホスピタリティー。クリエイティブファームにどうしてホスピタリティーなの?と多くの方に訊かれましたが、カンドウコーポレーションと触れた方はその意味が分かっていただけたていると思います。
2003年に初めて関わらせていただいたしまね産業振興財団主催の「Webあきんど養成ジム」。
そのジムのスーパーバイザーを拝命して10年。
どっぷりと島根に触れ、島根のあきんどな方々との交流を通じて、島根が大好きになりました。
確かに酒も旨い、魚も旨い、蕎麦も和菓子もお茶も旨い島根ですが、一番旨いと感じたのは「人」でした。
自己表現は下手で、上手はない愚直な人間性。それでいて心にはしっかりと熱いモノを持っている。そんな人たちに自己表現をお伝えし、その熱さを表現することの素晴らしさを伝えてきた10年とも言えます。
島根県は観光資源に溢れており、神話に代表される文化や歴史、まさに情緒が溢れており観光県として中国五県随一のモノを有します。
なのに表現は下手で、せっかく来た人たちにカタチだけのホスピタリティーを提供して、それで満足されているのが現状です。
ホスピタリティーは「人」が創り、表現し、相手(お客様)の心に寄り添うものだと私は常々思っています。
イタリア語を喋れないのはイタリア語をちゃんと習ってないから。
フランス語を喋れないのはフランス語をちゃんと習ってなくて、それを使う場面がないから。
ホスピタリティーはロジックです。
誰も教えてくれなかったから、習う術がなく、当然正しい使い方を習う機会がなかったのです。
私たちミエルカはそのホスピタリティーロジックを体系化し、相手の心に寄り添う島根流のホスピタリティーを確立することを目的に設立いたしました。
そのためには島根県の企業は元気である必要があります。
堂々と他県と渡り合えるものをモノを持っているにも関わらず、その表現の仕方が間違っていたり、伝えるべき相手が違っていたり・・・。
自社のいいところさえも見失っている企業やお店が如何に多いか。(^^;
もったいない・・・。
島根県民が、そして島根のお店や企業が元気にならなければ、相手のことを考えている余裕などできるハズもなく、まずは島根のお店や企業をミエルカが元気にいたします。
そしてその集合体である島根県全体が元気になり、ホスピタリティー溢れる県として全国から認知されるまで、私たちミエルカは走り続けたいと思っております。
設立趣意書に代えて・・・
株式会社ミエルカ
代表取締役社長 福原 勘二