私と福原さんとの出会いは6年ほど前、当時我が社は新規事業で新たなスタートを切ったところだったのですが、なかなか営業が伸びずに悩んでいました。その時、私の知り合いの全く別の2人の方から福原さんの名前を耳にし、思い切って相談したのがきっかけです。
福原さんのアドバイスは画期的で、ウェブを使ったマーケティングとセールスプロモーションに関する緻密な計画でした。それは、これまでの当社のやり方を大きく変える提案でしたので、私はすぐにその案を採用することにしました。最初は半信半疑な部分もあったのですが、いざ始めてみると最初の1週間ですぐに実績が上がり始めました。大げさでなく、あの時に相談していなかったら今の会社はなかったと思います。
福原さんと話していていつも感心するのは、その着眼点。私や私の会社ではなく、常に私たちのお客様を見据えた視点で、本質にズバリと切り込みます。福原さんとのやり取りの中で、自分たちの気づいてなかった自社のバリューに気づかされたことは、一度や二度ではありません。
もっとも、福原さんのやり方の一番すごいのは、プランを実行した後のフォローかもしれません。プランを実施してどの数字がどう変化したのか、その変化の意味をどうとらえるかなど、細部にわたって丁寧にアドバイスしてくれます。そしてその数字から、さらに新しいプランを組み立てる。こうしたやり取りの中で、当社の持つバリューの完成度がさらに高まっていくと言う循環です。
ところで、今の時代はモノが売れない時代と言われますが、そうした逆境の中、企業はどうあるべきでしょうか。
私は、企業が自社の持つ価値をしっかりと捉え、戦略的に売っていく、そのことの重要性が、今後ますます高まっていくように感じています。世の中には、素晴らしい技術やサービスであるにもかかわらず、埋もれたままになっているものも多くありますが、そうしたビジネスの真のバリューを見出し、そこに息吹を与えることで、社会がより豊かになり発展していきます。これこそが企業の本来の社会価値であり、使命だと思います。
そしてまさに、福原さんの最大のエッジが活かされるシーンでもあると思います。福原さんがこのたび、この島根の地に根付いて新しい創業をされることは本当に喜ばしく、またこの島根にこれからどんなことが起こるだろうかと、とても楽しみにしています。
株式会社ミライエ
代表取締役 島田 義久
社名 | 株式会社ミライエ |
---|---|
プロフィール | 株式会社ミライエは、畜糞処理・畜産廃棄物処理・汚泥処理製品に取り組み、畜産農家が抱える問題を解決するために開発したイージージェット、イージージェットJr.C-MODE(シーモード)は、国際特許を初めとして多くの賞を受賞しています。 |