ミエルカの存在意義として定義しているのが「バケツの穴を塞ぐ」。
穴の開いたバケツに水を注いでも水が溜まらないように、ちゃんとバケツを穴を塞いでから水を注ぎましょうってことです。
業界用語的に言えば「アクイジションに注力する前にリテンションに意識を向けましょう」ということになります。
専門用語を羅列しても全然伝わらないでしょ?(^^;
「アクイジション」とは新規顧客の獲得のことです。
「リテンション」とは既存の顧客の維持・囲い込み・活用することです。
アクイジションはプロモーション活動によって新規のお客様を呼び込もうということなのですが、相談が多いのがまさにここなんです。新規のお客様を呼び込むことにのみ意識がいってしまって、顧客の「流出」に全く目が行ってないんですよね。(^^;
プロモーションはカンドウコーポレーションの得意とすることですので、そこの部分はカンドウコーポレーションがビシっとバシっと担うとして、ミエルカはリテンションを担うことを目的としています。
リテンションの手法は色々ありますが、まずは状況把握(仮説)からスタートするのがミエルカスタイルです。
どこから水が漏れているのか?
その穴はすぐに修復可能か?それとも修復するのに時間がかかるのか?
水が漏れる原因はどこにあるのか?
漏れていい水と漏れてはいけない水の区別はちゃんとできているのか?
・・・等々(まだまだあります)をしっかりと把握して、その解決方法を提案し、提案でけではなく施工まで請け負うのがミエルカとしてやりたいことなんですよね。(^^)
設計・施工の工務店。
ただ普通の工務店と違うところは全部大工さんがやらないってことです。
施主さん(家を建てられる方)と一緒に、それこそ家族全員を巻き込んで家を建てましょうってというのがミエルカスタイルです。
もし全部プロが建ててしまったらちょっとした日曜大工のレベルでも全てプロ任せになってしまいます。
大工さん任せだと家族にプロのノウハウも何も残りません。
ミエルカのコンサルスタイルは社員教育もセットになっています。
経営者、経営陣とばかり密室で戦略・戦術のミーティングしていくのではなくて、そのミーティングの内容を社員に見える化し、社員とともに「どうやったら実現できるか?」を具体化していくカタチを取ります。
もちろん必要なことは座学で学んでもらいますが、これは考え方を柔軟にするための学習です。
そして具体化された内容をどんどんブラッシュアップさせていき、その具体案を経営陣にフィードバックしていく全員参加型の経営を目指しています。
今いただいているご相談の多くは「何かやらなければマズイのは分かってるが、どこから着手したらいいか分からない」ということに尽きる気がします。
ちゃんと整理して、優先順位を付けて、どこから手を付けるか・・・を見える化(ミエルカ)。
じっくりと取り組むためまずは時間を掛けてヒアリングし、場合によっては現場の声を拾わせてもらって、その上でToDoリストに落としていく。
具体的なアクションプランがここで明確に見える化(ミエルカ)されていきます。
「何屋さんですか?」って訊かれると「コンサル」にはなりますが、従来のコンサルの枠をはみ出しまくりのため、「経営の丸裸屋さん」とでも言おうかな~って考えている今日この頃です。
ミエルカ登記まで後一週間。。。